物の燃焼による酸素・二酸化炭素の変化
1実験の準備
準備するもの
- 2L位のペットボトル
- 小型のろうそく
- ろうそく立て
- 粘土
- 粘着テープ(ビニールテープなど)
- はさみなど(ペットボトルを切ったり、穴を開けたりできるもの)
- 気体検知管式測定器
- 気体採取器
- 二酸化炭素検知管 2EL
- 二酸化炭素検知管 2EH
- 酸素検知管 31Eまたは31E-2
2燃焼前の空気を調べる
- 2-1
- ペットボトルの底を切り取り、さらに検知管を差し込むための穴を開けます。(2箇所)
- 2-2
- 折り曲げた粘着テープを穴の上に貼ります。
- 2-3
- 平らにのばした粘土を実験台(机)の上に置き、その上に底を切ったペットボトルを置いて、上から押して動かないように固定します。
- 2-4
- 気体採取器に二酸化炭素検知管 2EL を取りつけ、別の気体採取器に酸素検知管 31Eまたは31E-2 を取りつけます。粘着テープをはがし、ペットボトルの中にそれぞれ検知管を差し込み、検知管 2EL で二酸化炭素濃度を、検知管 31Eまたは31E-2 で酸素濃度を測定し,記録します。
- 2-5
- 粘着テープで二つの穴をふさぎます。
3ろうそくを燃焼させる
- 3-1
- ろうそく立てにろうそくを取りつけ、火をつけ、ペットボトルをかぶせ、上から押して動かないように固定し、ろうそくの火が消えるのを待ちます。
4燃焼後の空気を調べる
- 4-1
- 気体採取器に二酸化炭素検知管 2EH を取りつけ、別の気体採取器に酸素検知管 31Eまたは31E-2 を取りつけます。粘着テープをはがし、ペットボトルの中にそれぞれ検知管を差し込み、検知管 2EH で二酸化炭素濃度を、検知管 31Eまたは31E-2 で酸素濃度を測定し、記録します。
5実験結果から考える
実験データ例
酸素 | 二酸化炭素 | |
---|---|---|
燃焼前 | 約21% | 約0.03% |
燃焼後 | 約16.8% | 約3.4% |
物が燃えると
酸素が減り、二酸化炭素が増える!